Featured Artist
Mizusaki Glass
Hakusan Porcelain
September 28, 2017
Utsuwa Shoken, SANNGA Project, and Sara Japanese Pottery Present
TEPPEI ONO
the disciple of the earth
EARTH-UTSUWA
Ceramic Exhibition
at Sara Japanese Pottery
October 12th to 14th 2017
Artist reception 12th 6pm to 8pm
今回は、日本の古都「鎌倉」でギャラリーうつわ祥見を営む、パブリッシャー祥見知生(しょうけんともお)が何度となく
取材を重ね、何冊もの本を出し続けている陶芸家「小野哲平」のアーカイブ的フォトブック「TEPPEI ONO」の出版記念の展覧会を
sara japanese potteryとsannga projectにて行います。
小野哲平は備前、沖縄、常滑と焼き物の地を渡り、常滑では鯉江良二に師事。
2010年、戦後日本におけるリアリティのあるアートとしての「現代生活陶芸」に注目したアーティスト村上隆の目に止まり、
東京麻布のカイカイキキギャラリーにて個展。
日本各地で、年に時には10回以上も個展を開催し、「生活のうつわ」を作り続ける。
朴訥とし、黙々と作り続ける。その様はまるで職人の様であるが、度を超えるその熱量はまさにアーティストである。
今回は、
小野哲平展 CRAY-UTSUWA @sara japanese pottery
小野哲平展 CRAY-KATAMARI @sannga project
の2カ所同時開催である。
高知の山奥で暮らし、食べること、生活することを大事にし、日々「生活で使う器を作る」、それはトータルで彼の表現である。
彼の作るうつわは、実に硬く焼けており、適度に重く、しかし、手に取ると柔らかく、安心感を感じる。
山から掘り起こした土、木の灰などを使った自然釉、自然の産物が炎の力を借りて、陶として結実し、水をためれるうつわになる。
彼の器を手に取ると、土のエネルギーを頂いている気分になる。
是非、彼の目指す世界を感じて欲しい。
できたら、かれの飯椀でご飯を食べ、ゆのみでお茶を飲んで欲しい。時間の流れがふと変わる瞬間がある。
SANNGA project 山崎ナナ